お盆以降は、いつも、イベント盛りだくさんな感じなので、その前に宿題を終わらせたいと思ってはいるのだが、大物がどうしても手つかずで残ってしまう。
自由研究(工作)、そして作文。
研究などという大それたコトは難しいので、「工作」を選ぶことになるのだが、宿題一覧には「工作」ではなく「理科工作」という表記がされ、一体どんなものが理科的要素のある工作なのかと、毎年頭が痛かった。
去年は、段ボール紙で分数パズル(協力要員:ママ)を作り、その前は確か天秤(協力要員:パパ)だった。
今年は、何を作るかよりも先に、豆電球を使おうと思いつき、豆電球とソケットと電池ボックスを早々に買いこんだ。
材料があれば、何か思いつくんじゃなかろうか…という安易な発想。
が、今年は、宿題一覧に「工作」の文字。
あれ?
理科って付いてない…。
工作なら何でもありじゃないかと思ったら、何だか安心しちゃって、結局、放っておいてしまった。
明日で夏休みも終わりだとなった日曜日。
ここで、工作を作り終えないと、最終日(月曜日)が悲惨だ。
私には仕事があるんだから、月曜に手伝えるわけもないし、ここで気合いを入れるべし(遅い!)。
まずは、息子(小1)の工作。
2人でチャチャッと作れて面倒くさくないもの限定!
ということで、チョイスしたのは、剣だ。
使えそうな丈夫な紙質の箱があるし、前にも作ってるし、これはいける?かも。
作り始めたら、これが実に簡単で、箱からパーツを切り出して、追って曲げてガムテープで巻いて、何と作業時間30分ほどで完成した。
これほど安易だと、これを夏休みの宿題として提出していいのかどうか、躊躇してしまうほど。
近くで見ると、ガムテープの貼り方が汚らしい感もあるのだが、小1の子どもが作るって考えたら、そんなに完成度を上げる必要もあるまい。
ジュースなどの贈答用の化粧箱が手元にあったら、処分する前に、あなたも剣を作ってみたらいかがかな?
(って、誰に言ってる?)
まずは、組み立てられた箱の折りの部分を展開し、折り目に沿ってカッターで切る。
使用したのは、箱のサイドにあたる部分。(ジュース瓶の厚み、底の直径程度しか、剣には必要ないってこと)
切り出した紙を、剣になる部分は半分に、持ち手になる部分は4つ折りにする。
この時、必ず、中に軸となるものを挟み込む。
私は、以前に100円ショップで買った竹材の肩たたきグッズ(平たい竹棒が2本くっついた形)を分解して使用した。
"つば"になる部分も、箱から切り出したパーツ。
元から切り込みが入っていたのを利用して、持ち手のギリギリのところに差し込む。
あとは、しっかり押さえながら、ガムテープでグルグル巻き。
剣の部分にシルバーのガムテープを使うと、それっぽい。
持ち手は好きな色で。
工作好き&得意な子どもなら、一人でも作れるかもしれないね。
工作が苦手でも、誰かヘルプしてあげれば、本当に簡単に出来上がるので、宿題で何を作ろうかと悩んだ時にはチャレンジしてみては?
娘の方の工作は、電池以外にも紙粘土など用意してみたのだが、どうも使いこなせず(私が)、気づけば息子が遊んでくれていて、何だか意味不明なコロコロな塊が多数出来上がっていた。
使い慣れないものは諦めて、結局、こちらも、作成経験のあるカバンを作ることにした。
以前にブログで書いたのは、リカちゃんの収納カバンだったが、娘が「リカちゃんって言うのは、ちょっと…」などと言うので、洋服掛けなどは付けず、超シンプルなカバン。
アマゾンの片開きの箱はストックがあるし、実はこれまでに、姪っ子や甥っ子などにも作って、すでに5個くらいはカバンが完成しているので、作業的にはノープロブレム。
しいて言えば、ひたすらキレイに紙を貼っていくという単純作業が、まぁ面倒なだけ。
娘の宿題なわけなので、試しに、娘に箱を預けて、一人で紙を貼らせてみたら、これがえらく雑だった。
紙の切り方はウネウネだし、ノリも足りていなくてパカパカ剥がれてくるし、最悪なコトに、紙が貼られていない部分があり過ぎるという、私の想像をはるかに超えた仕上がり。
私がこれまでに繰り返しやってきた地味な作業を、まったく見ていなかった、興味を持っていなかったということだよね…。
ただ紙を貼っただけのモノを、5年生の宿題として提出しようとしているのに、その見た目がこんなんで、出せるわけないだろー!!!!!
結果、本来、娘主体であるべき宿題に、口を出しまくり、手を出しまくりという事態。
すみません、心から反省しています。
いちおう、カバンはキレイに完成。
持ち手部分に、FAX機の不要になったインク芯をカットして使ったら、これまでで一番いい見た目に。
丈夫な素材だし、穴が開いててワイヤーを通すのも楽だし、何より握りやすい。
娘がチョイスしたテクスチャもGOOD♪だった。
(いつも思うが、このテクスチャ素材の素晴らしさが、工作の出来がイイように感じさせてくれる最大要因。ネットで素材を公開して下さる方々に感謝感謝&勝手に使って申し訳ありません)
カバンの蓋の閉じ方としては、今回はゴムを使ったのだが、手抜きのようにも見えるシンプル仕様が、悪くないと思っている。
簡単手軽で、小学生っぽい感じもまた良い。
出来上がりの写真を撮らずに学校行きになってしまったのが残念でならないが、同級生の女子からは好評らしい。
完成には親が多大に関与している事実はあるにせよ、娘一人じゃ進まないのが現状なので、批判&ツッコミは固くお断りさ。
工作が終わっても、娘には最大の難問・鬼門「作文」が控えていて、結局、うんざりな夏休み最終日だった。
登校初日は、強い雨足に阻まれ、傘とたくさんの荷物でいっぱいいっぱい(手荷物と気持ちが)の息子は、玄関を出るまでグダグダ、ウダウダ、文句タラタラ。
送り出すまでにクタクタになった私も、学校が始まって3日、やっと少し平和になってきた気がする(私の気持ちが)。
今回使わなかった豆電球は、ポテチの筒にセットして、とりあえず点灯させてみた。
小さな明かりだけど、なんだか妙にワクワクする♪
そのうち(いつ?)、何か作れるかな?
紙粘土も、いちおう、形にしてはみた。
新聞を丸めてワイヤーでグルグル巻きにして、その周りに紙粘土をくっつけていったのだが、乾いてみたら、予想だにしなかった重量感。
紙…なんだよね?
紙粘土って、こんなセメント的な感じになるものなの?
微妙にバランスが悪くて、自立したりしなかったり、正直言って倒れる確立の方が高いのは、難ではなく愛嬌さ(^^;
さてさて、私が何を作ろうとしたのか、分かる人はいるでしょうか?(^^)