ほとんどは家で食べるものだけど、リンゴなどは親戚や知り合いに安く分けている。本業じゃないとは言え、手入れして何回も消毒して、それなりに手間も暇もお金もかかっている。
実家のあたりは土地にリンゴが合っているのか、美味しいと結構有名で市場でも人気があるらしい。子どもの頃からリンゴはあって当たり前だったから、買ったことがないけど、本業じゃない実家のリンゴも十分に美味しい(と、私は思っている)んだから、売り物として大事に作られている近所の農家のリンゴは、もっと美味しいはずである。間違いない!
リンゴが出回るのはまだもう少し先のことだけど、夏になって野菜は毎日毎日大きくなる。
実家の畑でも、キュウリやナスが食べきれない勢いで、毎日食べ頃になっている。朝小振りだったモノが、夕方にはしっかりと大きくなっているから、ビックリする。油断すると、キュウリなどは化け物になってしまう。
何の手伝いもしない私も、ちゃっかり頂いている。「捨てなきゃいけないくらいだから持っていけ」と言われたら、そりゃありがたいばかりなので、もらうしかないじゃない(^^)ありがたや、ありがたや。
キュウリは浅漬けもいいけど、生のままを味噌をつけてガブガブ食べるのが大好き。特にちょっと小振りのヤツ。大きいのはイヤ。
割るとパキッと小気味いい音が響く。そこからすぐにプクプクと水があふれてきて、新鮮なモノを頂いているんだなぁって感激する。何度見ても何度食べてもうれしい!
横浜に住んでいた頃、「採ったばかりの新鮮なキュウリだよ」とススメられてキュウリを買ったことがある。すごく楽しみにしていたのに、切ってみたら中が真っ白・・・。そんなキュウリを見たことがなかったから、ビックリ&大ショック!
な、な、何なんですか、これ?
トマトもジャガイモもトウモロコシも、父や母が汗だくになって育てて収穫してくれて、新鮮で美味しいのは当たり前のように思っていた。新鮮なモノを食べられることに何の感謝もなかったことに、家を離れて初めて気づいた情けない自分だった。
今は本当に感謝感激。結婚して親とは離れた生活になり、野菜は買わなきゃ食べられない。採ったばかりの野菜をもらって帰る、わざわざ持ってきてまで食べさせてくれる・・・本当に幸せなことだなと胸がいっぱいになる。
トウモロコシも超スイート、枝豆も甘い&香ばしい。野菜じゃないけど、スモモも今が美味しい季節。目が覚めるような酸っぱいのに当たったりもするけど、それもまたいいのさ(^^)
プリプリのナスは、焼いても煮ても麻婆ナスでも美味しい。私は、蒸しておひたしにして、かつ節と醤油をかけて食べるのが好き。・・・実家で食べさせてもらうなら、断然ナス漬けがいいけど、私は漬けないから・・・(漬けろよって話?)。
夏は暑いばかりじゃない、美味しいモノにあふれている幸せな季節。
夏野菜、万歳である\(〃^^〃)/
田舎、万歳\(^^)/