2008年08月12日

夏草や兵どもが夢の跡

 日曜日、朝日町の実家に行った。夕方、近くの小学校へと散歩に出た。

CA391239 (2).JPG 今年の3月に廃校となった私の小学校は、記憶にある懐かしい姿のままで今も残っているのだが、グラウンドは草が伸び放題。
 手入れされることがなく、子ども達が走り回ることもなく、誰にも気にされることがないままに、少しずつ少しずつ雑草に侵食され荒れていくのだな・・・そう思ったら、ちょっと切ない気持ちになった。

 6年間も通ったんだもんね、そりゃ思い出がいっぱいだって。

 勉強ができなくて怒られたとか、点数の悪すぎるテストをバレずに処分する方法を考えた(心根が曲がってるね)とか、姿勢が悪くて背中に定規入れられた(おかげ様で今は姿勢いいよ)とか、ハーモニカが吹けなくて(吸う音が出せなかった)居残りさせられたとか、プールに入るのが怖くて先生にしがみついて水着脱がしたとか、保育園時代からの友だちに「絶交」だの「親友」だのと訳も分からず翻弄されたとか・・・思い出せば思い出すほど、ろくでもないことばかりだが、それでも楽しかった、幸せな時だったという思いしかない。

CA391238.JPG 私のセンチメンタルな気分などお構いなしに、子ども達は叫んで笑って走り回る。元気いっぱいな様子に、私だけじゃなく、沈黙する学校も喜んでいるような気がした。
 ところどころに、息子の背丈をはるかに超える草がピョーンと伸びている。切ない気持ちとは裏腹に、雑草のたくましさに感心してしまう。

CA391232.JPG さて、夏休みに入ってプールばかり入っていた娘は、「逆上がりが出来なくなった」と電話でしょげていた。夏休みに入る前にやっと出来るようになったのに、と残念に思っていたのだが、やってみたら、すんなり出来てしまった。一度出来るようになったことは、体が覚えているようである。心配無用であった。

CA391242.JPG 息子は雲梯(うんてい)が面白いのか、繰り返し上ってはブラーンブラーンと体を揺らして遊んでいた。
 「おお!上手だねぇ(^^)」なんて、のんきに写真を撮っていた私だったが、4、5回繰り返しているうちに着地でバランスを崩し、後ろに倒れて鉄棒部分に後頭部をぶつけてしまった。

 当然泣いた。頭を手で押さえ、鉄棒を何度も指さし、「ここにぶつけて痛い」とアピール。
 雲梯の下には枯れた草が盛り上がっているような状態で、非常に足場が悪いのは目に見えて明らかだったのに、何をのんきに写真など撮っていたのか・・・まったく不注意な親である。
 
 (危ないこともあるけど)自分の遊んだグラウンドで、自分の子ども達が遊んでいる光景を見ていると、なんだか胸の奥がウズウズ。
 子どもだった自分が、一緒に遊びたいと騒いでいるような・・・なんて、訳の分からないことを思ったりした私だった。

 またみんなで遊びに行こう。待っててね、学校(^^)/







ラベル:廃校 朝日町
posted by KON at 07:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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