久々のMOVIE ON。
まだ夏休み中だけど、大人はお盆休みが終わって、混雑もさほどじゃないのでは・・・という予想は的中。
チケット売り場では行列ができていて焦ったものの、上映ギリギリにも関わらず、席はまだまだ空いている状況だった。
メンズデーということで、パパは1000円、小学生の娘も1000円、息子はまだ2歳だからタダ、そして私は1700円。
これに、ジュースだのポテトだのを買い込んで、映画鑑賞も、結構お金がかかる。
予告上映が流れる中、家族4人、席につく。
同時上映の『シンケンジャー』が始まると、息子は目をクリクリさせて、「ヤッタネ」「ガンバレ」「カックイ〜♪」と、舌足らずな口調で盛り上がっていた。
短い時間での起承転結は難しいだろうから、ストーリーがどうこうと言う気はない。
最初から最後までクライマックスシーン、変身して闘っている時間が多いというのは、ストーリーなど分かっていないだろう息子には、大変うれしかったようである。
ラストの「一緒に歌おう」では、おかしな曖昧語で、真剣に歌っていた。
親としては、映画より息子に大満足である。
そして、息子より私が見たかった『仮面ライダー』。
見続けているテレビ放送の、実質、最終回にあたるストーリーだというので、「これはしっかり見届けなくては」と思っていた。
結論から言ってしまうと、これもまた、色々深く考えてしまったら楽しめない映画だと思った。
つまらなかったのかと聞かれたら、そうではない。
突っ込みたいシーンはあるものの、仮面ライダーが好きなら、歴代仮面ライダーの戦う姿を見られるだけで十分楽しめると私は思う。
ショッカー隊員たちが、ミサイルのように飛んで行って着弾するシーンとか、死神博士がイカとビールを持って「イカでビール」と言いながらイカデビルに変身するシーンとか、ジャンボな仮面ライダー出現とか、期待していたのに出番がちょっとだけだったGACKTとか、ライダー勢揃いの際、3人のライダーはバイクでやってきたのに、帰りは全員歩きだった(乗り捨てかい!?)とか、私が突っ込みたいことなんて、ホントにほんのちょっとです。・・・って、多い?
ジャンボな仮面ライダーは、私は、その存在をまったく知らなかったので、「ウルトラマンみたいになってんじゃねーよ!」とマジ突っ込みだったのだが、子どもたちには受けていたんだろうか。
仮面ライダーJというらしい。
Jって、Jumboの頭文字?違うか。
勢ぞろいしたライダーたちの中、昔、とてもカッコイイ&素敵だとまで思っていたストロンガーが、首が詰まった感じのちょっと不格好なプロポーションだったことに愕然とした。
見間違いかと、たくさんのライダーとショッカーがゴチャゴチャ入り乱れる中、ストロンガーを探していた私だった。
そうして思い出した。
ストロンガーは何と言っても登場シーンがカッコ良かったのだ。
口笛を吹きながら現れて、時代劇のようにお決まりのセリフを言う。
「天が呼ぶ 地が呼ぶ 人が呼ぶ 悪を倒せと俺を呼ぶ 俺は正義の戦士 仮面ライダーストロンガー!!」
ついでに思い出した。
ストロンガーには、テントウムシの女の子ライダー(ライダーじゃないんだよなぁ)みたいなのが登場していた気がする。
超ミニのスカートを履いてて、そんでもって、すっごく弱いの・・・。
人間模様には全く興味がなく、変身したライダーにのみ興味のある息子は、ライダーが勢揃いする前にスヤスヤと眠ってしまった。
見せたかったなぁ、色んなライダーたちが闘っているところ。
一番の見せ場を見逃すなんて、息子のバカバカ


娘は、映画と関係なくポケモンをチョイス。
息子のゲットしたフィギュアは、私の大好きなカブト。
ベルトは、カブトバージョンとディケイドバージョンの2つ付いてる。
いやぁ、感激、大満足。
早速、飾ってます。

今年は、我が家にも、ちびライダー登場!
お姉ちゃんのピンクの水中メガネが、たいそう気に入って離さないので、息子には必要ないだろうと思いながら、ブルーを買ってあげた。
よほどうれしいらしく、町民プールでも庭先のプールでも、さらにはお出かけにも愛用。
