4月8日、小学校の入学式。
息子が1年生になって1週間経過した。
息子本人は元気いっぱいだが、私はちょっと疲れた。
明日が土曜(学校休み)でホッとする。
入学式の日の持ち物に、『さんすうボックス』(盛り沢山の算数アイテムが詰まった箱)というのがあった。
が、名前付けをせずに放置していたので、入学式前日に夜なべした。
名前シールはオマケで付いてきたから、ただ貼るだけだったのに、どうしてギリギリまで放ったらかしなのか。
娘の入学時も細かい作業でイヤになったのに、どうして早めにやってしまわなかったのか…。
学習能力がない?
後悔先にたたず…。
色々こまごまと充実している『さんすうボックス』
子どもは目をキラキラさせて「さんすう」という勉強がさぞ楽しいだろうと期待に胸をふくらませるわけなのだが、おはじきや足し算・引き算カードなど1つ1つに記名という面倒くささに、私の眉間には深い深いシワがよるばかり…。
おはじき用の小さい名前シールなんて、超イライラする。
鈍くさいせいで作業は夜遅くまでかかり、寝たと思ったら、あっという間に朝が来た。
弁当を作らねば。
1年生の給食は来週半ばから始まるそうだ。
それまでは学校は午前のみ。
息子は学童コースだから、学童で食べるお昼ごはんを持たせなくちゃいけない。
子どもの弁当なんて量も少ないし、これと言った難しい注文もないし、キャラ弁なんていう凝ったこともしない(出来ない)し、そんなに面倒でもないのだが、登校に間に合わせないといけないっていうのが気分的にイヤ。
ちょっと早く起きなきゃいけないし、慌ただしさが増すし。
連日、弁当だなんて、気分が滅入る。
今週は、新たに用意した袋モノとか持ちモノとか、全てに記名をしていなかった(オイオイ)せいで、夕飯が終わってから毎日、何かしらの名前付けをしていた。
『さんすうボックス』で終わりじゃないのさ。
ペンで書いちゃえばいいんだろうが、私はイヤ。
極力、直で書きたくない。
ま、教科書とかノートには書いたけどね。
袋モノとか、学童に置いておく着替え用の衣類とか、給食着とか、赤白帽子とか、自分のへたっぴな字がずーっと人の目にふれるなんて考えたくない。
アイロンプリント用の用紙に学童用だの学校用だのを区別して名前を印刷し、ハサミで1つ1つ切り離し、綾テープ(って言うのかな?)にアイロンでくっ付けて、それを縫い付けて…そんなこんなで、毎日細かい作業に追われた。
……仕事を貯めこんで、仕事を増やして、どう考えても、自分で自分の首をしめているとしか言いようがない…。
そんな1週間だったもんで、やっときた週末が、本当にうれしい。
まだ全ての名前付けが終わってはいないが、今日はやーらない。
月曜に持って行くモノは、日曜日にやればいいや…って、これだからダメなんだっつーのぉ!!
さてさて、入学したばかりの息子。
学校も学童も「めっちゃ楽しい」そうだ。
登校1日目の朝には、学校用の連絡袋と学童用の連絡袋を手に持って、「こっちが学校で、こっちが学童で…。こっちが学童、あっ、間違った…」と、何度も1人で繰り返し確認している姿が頼もしかった。
初めての通学班での登校では、まだ勝手が分からない様子でキョロキョロ。
班長さんとの距離がどんどん開き、「班長さんを追いかけて。離れなーい」の声掛けにダッシュしていた。
学校ではどんな様子で過ごしているだろうかと、多少気になり、1日目は早く迎えに行ってあげようと思っていたのだが、仕事を抜けられず6時ギリギリに学童へ。
「遅い」って言われちゃうかなぁと思いながら迎えに行くと、体育館で伸び伸び走り回り側転まで披露する息子の姿が。
そして声を弾ませて「楽しい!」
先生からは「遊ぶの上手ですね。誰とでもすぐ仲良く遊べますね」と言われ、心からホッとした。
これは、4年以上もお世話になったベビーセンターのおかげだろうな。
赤ちゃんから小学生まで色んな子がいる中で、ずっと過ごしてきたからね。
水曜も木曜も「学校も学童も楽しい」という感想。
そのうち、イヤなこともあるだろうし、勉強が始まってからも楽しいって言うかどうかは分からないけど、ま、一安心。
心配性&不安症の娘は、登校することすら大変だったりしてた(4年生からは大丈夫っぽい、今年5年生)から、普通に学校に行ってくれるだけで私はうれしいよ。
なんだか泣けてくるくらい本当にうれしい。
息子の様子に、娘の方もいい影響を受けていると感じる瞬間(一瞬だけど)があるし、これから穏やかな学校生活(親も)になればいいなぁと強く願っている。